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建設業界が抱える問題点とはなにか?ブラニューさんに聞きたい

「建設業界の問題点って何?」
「建設業に転職を考えているけど不安」
「ブラニュー株式会社さんのお仕事内容に興味がある」

建設業界が抱える問題点は、色々なものがあります。
一つ目は、造られた建造物が年月とともに老朽化する点です。
建築物には耐用年数があります。
耐用年数は、建物の素材や建築物の規模などによって大きく異なる面もありますが耐用年数の期限が近づくと建物の外壁が腐食・劣化して剥がれ落ちるなど、安全性に問題が生じるため対策が必要です。
適切な対策を行うには、定期的なメンテナンスを行います。
このメンテナンスをこまめにしないと、重大事故などが発生しやすくなるため非常に重要な作業です。

雨漏りや室内設備あるいは室外設備の故障

雨漏りや室内設備あるいは室外設備の故障なども、建物の寿命を縮める要因の一つです。
こうした故障は小規模の破損であれば、補修工事を行うことで直せます。
ただ、大規模な破損の場合は建物のリフォーム・リノベーションを要しますし最悪の場合は、建造物自体を解体して撤去したり建て替える必要も生じることを留意しなければなりません。
このように、建設会社などの手によってつくられた建造物は一度つくったとしても放置していいものではないです。
建設業界が抱える問題点は上記に関連して、人材不足が慢性的な課題です。
建物や建築物は、現在のところは自動的に機械がやってくれません。
重機や工事道具などの機械はありますが、それを扱うのは人の手でしかできないです。
まずは建物や建築物の設計をする人を必要としますし、それをもとにして安全に工事を行える人材も必須です。
工事をするとしても、綿密な建築計画を作成したうえでそれを確実に実行しないとなりません。
日本では、人口減少が少しずつ社会に影響しだしています。
ですので、建築の世界で必要な人材が高齢化になることで、だんだんと体力がなくなって引退せざるを得ないという状況になります。

若い世代の人材がより競争率が激しくなる

若手の人材は今後しばらく減ってくると考えられており、若い世代の人材がより競争率が激しくなります。
ただ、日本の若い世代が少なくなると外国人の手を借りる場面も想定されます。
その場合、外国人とのコミュニケーションの取り方などが課題になりますし、安全意識の低下から起こされる事故も建設業界が直面する大きな課題の一つといえるでしょう。
建設業界が持っている問題点として三つ目にいわれるのが、建築会社の体質です。
例えば一部の企業が行っている違法労働からくるトラブルは長年この業界が抱えている問題点の一つであり、不正労働に関する事例や事故・事件などといったトラブルについては残念ながら、以前よりも良くはなってきているとはいえまだまだ後を絶ちません。
こうした違法労働は死亡事故だけではなく近隣にも巻き込む事故にもつながりやすいため、安全教育の実施の徹底や労働条件の改善は企業の信用を考えるうえで必要不可欠なものといえます。

新型コロナウイルスの悪影響も課題として考えられる

さらには、昨今では新型コロナウイルスの悪影響も課題として考えられます。
新型コロナウイルスの影響は建設業にも及んでおり、感染拡大になるまでの2019年度は、東京オリンピック・都市再開発などの好影響で建設バブルとも呼ばれていました。
しかし長引くコロナウイルスの感染拡大と感染縮小の繰り返しの波によって、建築投資額の総額が減っていきました。
2019年度の建築投資額は約65兆円ありましたが、2021年度については約61兆円あまりまで減らされるという予測があります。
コロナウイルスの影響はさらには宿泊施設や観光施設にも及び、これまでは建築現場で作業をする従事者が多くホテルや旅館などに泊まっていました。
しかし、外出自粛などにともないキャンセルが相次いだためホテル・旅館自体が休業または廃業を余儀なくされるなど、地元経済にも深刻な影響が出てきています。
コロナウイルス対策には衛生面の意識を向上させることも欠かせません。
作業員や建築現場への消毒の徹底などにより、建設にかかる費用が増大していることも課題です。

DX化の促進が一つのキーワード

では建設業界がこれらの問題点に向き合って改善を目指していくにはどうしていけば良いのかですが、ブラニュー株式会社が提供しているDX化の促進が一つのキーワードになります。
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略語です。
これは、できる限りの進化を目指したデジタル技術を地域社会に浸透させることで住んでいる人々の生活を浴していこうとする取り組みのことを指します。
具体例としては、リモートワークの推進が一つです。
建設業界においてもリモートワークの波は無関係とはいえなくなっています。
まずは、オンライン会議によって離れている場合でも情報を共有できるような体制づくりが求められています。
AIなどの活用も検討されており、ICTを導入するのも事例の一つです。
ICTでは、職人の持っている技術力や判断力をデータ化することで次世代の人材育成につなげます。

まとめ

DX化はAI技術を使ったロボットなどを活用して建設にかかる手間を減らす取り組みであるため、今後の業界における慢性的な人材不足を解消する切り札になり得ます。

最終更新日 2025年7月24日