
アパートを高く買取してもらう為に覚えておく事
アパートは個人の資産として取引される事が多く、個人にも法人にも扱われる頻度が高い資産です。
アパートは不動産の中でも大型のビルなどと比べると少額で取引されますが、個人の資産運用の範囲で考えるとかなり高額な資産です。
そのため一度の取引で相場よりも高く買ってしまったり、安く買ってしまうと大きな損失になります。
リカバリーできない損失を出さない為にも、買う時も売る時も慎重に判断する事が重要です。
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不動産の買取価格は需給によって決まる
アパートに限らず不動産は需給によって決まってきます。
時期によって一時的に不動産市場から資金が引き上げていたり、特定の地域の不動産価格が暴騰したり暴落する事もあります。
アパートを売却する時はまず相場を把握するために複数の不動産会社に見積もりを出してもらって、相場を知る事が大切です。
また相場を知るだけでなく相場よりも少しでも高い価格で買取をしてくれる会社を探す事にも繋がります。
時間や労力を考えるとある程度限界はありますが、可能な限り多くの不動産会社に当たってみると良いです。
掃除や修理などを自ら行うことで高く売れる可能性が高まる
売る前の段階で清掃など特別にコストをかけなくてもできる掃除や修理などがあれば、自ら行う事で高く売れる可能性が高まります。
何もしない状態で見積もりを出すと、清掃代なども加味して安めの価格になる可能性もあるからです。
ただしあまりにも労力がかかりすぎたり、コストがかかりすぎる場合は逆にマイナスになるので費用対効果は検討して行うべきです。
どんな需要によって地価が高くなっているかも重要
地価が高い場所でもどんな需要によって地価が高くなっているかも重要なポイントです。
オフィス需要が高くて地価が高い場所に住宅を持っていても、地価の割に住宅用の不動産だと価格が高くならない事もあります。
それ以外にも繁華街があって地価は高いが、繁華街がある事で逆に住宅としては敬遠される場所であるケースも考えられます。
著しく需要が小さい地域では一つの企業の拠点や学校による需要が大半を占めていて、それが撤退すると一気に全体の需要が喪失する可能性もあります。
特定の団体などの需要に依存している不動産は、急激な価格の下落リスクを抱えています。
まとめ
アパートを買取に出す時は相手の不動産会社は割に良い価格で売ろうとしていれば、そのまま買取したいという思惑があります。
そのため売却を躊躇するような情報は教えてくれない可能性が高いので、今後運用した場合の平均利回りなどを調べたい時も、買取を頼んでいる会社とは別の第三者に試算してもらうべきです。
最終更新日 2025年7月24日