地下水を給湯器で温める場合
我が家では、生活用水に地下水を使用しています。
風呂場と洗面所はボイラーで、台所に、外付けの給湯器を使用しています。
ですので、外付け型の方の説明になります。
家は築19年(1997年新築)。
同時に給湯器も取り付け。
初めて故障したのは築5年の時です。
メーカーの人に見てもらったところ、本体に穴が開いてしまっていました。
お湯が出てこない、という状態です。
「地下水のミネラル分(おそらく鉄分)が、給湯器本体の中から金属部分を腐蝕させたのだろう」、とのこと。
そこで、新しいものに交換しました(2002年)。
新しい給湯器は(価格が不明ですが、一台目よりは材質が良いもの)、そこから10年持ちました。
2012年、前回と同じく、お湯が出てこなくて水だけ、という症状が出て、メーカーの人に相談して来てもらったら、本体が壊れているとのこと。
再び、新品に交換してもらいました。
現在4年が経過していますが(2016年)、問題は起きていません。
地下からくみ上げた水を給湯器で温めるという使用法の場合、注意するべきは、先ほど書いたように、「ミネラル分(おそらく鉄分)が金属を腐蝕させる」ということです。
使っていて、何も問題がないから大丈夫と思っていて、いざ水が出てこなかったら給湯器本体が壊れていた、ということになってしまっている場合があります。
ただ、これは我が家の例であって、地下水でも、長年使っていても問題がないというケースもあるでしょう。
地下水の成分にもよるかもしれません。
またもちろんですが、「お湯が出てこない」という症状の場合、地下水による金属腐蝕だけが原因ではないこともあります。
ですので、大事なのは、日頃から給湯器の使用頻度が多い人もそうではない人も、水しか出てこない、ぬるい、温かくなったりぬるくなったりを繰り返すというような症状が出た場合、ガスが給湯器に供給されているかどうかを点検し、それでもおかしいようなら、メーカーにできるだけ早く相談することです。
最終更新日 2025年7月24日