塗装は業者に任せた方がいい

屋根の塗装をするには自分で塗料を購入してやるか、業者に依頼してやってもらうかのどちらかの方法があります。
では実際に塗装をするのであればどちらを選んだ方がいいのでしょうか。

屋根に限った話ではないのですが、特に屋根の場合には自分ではなく業者に任せた方がいいです。
業者に屋根の塗装を任せない利点としては費用にあります。
実際に業者に塗装を任せると数十万、数百万と決して安くはない費用がかかるのです。
業者に任せると高い理由としては、単に塗料ではなく足場を組み立てたり等の様々な作業の手間も含まれているからです。

しかし例え費用が高くついたとしても屋根は業者に任せた方がいいです。
最大の理由としてはやはり「危険」であるからです。
お分かりの通りに屋根は平面ではなく斜面になっています。
そのため足場が安定しておらずバランスを崩すとそのまま転倒してしまい、転落してしまう危険性があります。
雪が降る地域で雪かきのために屋根に上り、そこから落下して怪我、もしくは死亡したというニュースを度々見かけることがあると思いますが、まさにそれと同じなのです。
人の命はどれだけお金をかけても戻せるものではありません。
落下して死亡を免れたとしても打ちどころによっては重傷、重体となってしまって結果的に屋根の塗装を業者に任せる時よりも多額の治療費をかけなければならなくなる可能性が出てきます。
屋根の上はプロである業者であっても油断すると落下する危険性がところです。素人がやれば尚更のことになります。

危険性もあることから慎重にやらなければいけなくなり、そうなれば自力だと相当な時間を費やさなければならないことは必至となります。
家の規模にもよりますが下手すれば数ヶ月単位かかる可能性もあるのです。

また業者の塗料に比べれば市販されている塗料は質としてはあまり期待できるものではありません。
そのため終わったとしても短期間で寿命が来てしまい、再び危険を晒して作業をしなければいけなくなるのです。

火災保険が利用できる場合も

屋根を塗装してもらう費用は安いものではありません。
おまけに1回やればいいというわけではなく、塗装したところで一時的なものであり、一定の期間経過すれば再び塗装をしなければならないため、家計を圧迫する存在にもなりえます。
屋根の塗装をしないと屋根が劣化してしまい使いものにならなくなってしまい、屋根自体を変えなければいけなくなるため、それで余計な費用がかかるよりは、屋根を塗装した方が料金が安く済むのも事実です。
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この屋根の塗装、実は火災保険を利用することができます。
火災保険を利用しても無料というわけにはいかない場合もありますが、それでも普通に利用するよりもかなりの金額を抑えることができる可能性が高いです。

しかし当然のことながらこの火災保険は常時利用できるわけではなく、適用されるのに条件が存在します。
その条件については基本的に台風や突風を始め、水害や雪災といった様々な災害で屋根に被害が出た時です。
火災保険は名前が火災であるため火事だけしか適用されないと考えてしまう人もいるかもしれませんが、様々な災害に適用される保険でもあるのです。(例外はあるでしょうが)
災害自体は滅多に起きるものではありませんが、特に雪が降る地域に住んでいる場合には意外と「雪災」が適用されるケースもあるため、考えてみるといいでしょう。
一般としては強い風や雨によって被害がもたらされると適用されるケースがあります。

実際に適用されるかどうかは屋根の状況と火災保険の内容によって異なります。
そのため屋根の塗装を考えたらまずは自分が加入している火災保険の内容について確認しておきましょう。
保険によってもどの災害での保障が適用されるか変わってくるからです。
雪災も保険内容に入っていなければ屋根の塗装で利用することができないということです。

また実際に適用されるかどうかは屋根の状況を見て判断されることになります。
自分だけで判断するのは難しいものであるため、この確認は専門の業者に任せた方がいいでしょう。
そして負担が必ず0円になるというわけではないため、ある程度の費用がかかる可能性があることは覚悟しておいた方がいいです。

最終更新日 2025年7月24日